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2007年3月

2007年3月22日 (木)

一番楽しみなのは「火星人と今日子と醤油」なのですが(せっかくだから有効活用・5)

本ブログの注釈です。今回はあまりネタがない・・・。

■師走冬子『スーパーメイドちるみさん』(芳文社、2003~)

なんというかいろいろと設定にムリがありすぎです(笑

・・・1巻のあとがきに「世間のメイドさんに比べてあまりにも色気に欠けるみたいでスミマセン」との作者のコメントがありますが、今となってはむしろそれが特色になってしまっているのはなんとも皮肉なものですね。ちまき教官は「小さいのでエネルギーがすぐカラになる」あたりが好きです(←4巻89頁:いつものようにうろ覚えだったので延々読み返してしまいました(笑))。

#ちなみに「火星人と今日子と醤油」は作中作(主人公の父親が書いているSFという設定)。毎回いろんな作家さんがカバー裏に原稿を寄せる、という豪奢なつくりです(笑

■繰り返される謝罪

『ひぐらしがなく頃に解』祭囃し編から。一時期私の携帯のメール着信音をコレにしていました・・・夜にいきなり着信すると結構コワかったです(笑

・・・このあいだかえんじゅさまと呑む機会があったのですが(いつもさんくーです)、どうも私の場合、呑んだからといって本音が出る、とかそういうのじゃないらしく、素面のときとたいして話してる内容は変わらないのだそうです。なんというか余計性質が悪いですな(笑

これにこりずまた是非(←私信(笑))

■『ひだまりスケッチ』

原作コミックス(蒼樹うめ『ひだまりスケッチ』(芳文社、2005~))は吉野屋先生が妙に可笑しくて好きなのですが、アニメ版はとにかく演出で見せる、というある意味非常に高度な作りです。色彩感覚とか、センスを感じますよね。

・・・ドラマは全然ありませんけど(笑

■「萌え四コマ」誌

すみません、実証したわけではなく、伊藤剛さんのあずまきよひこさんへのインタヴューで「『まんがタイムきらら』以降の---といっても「きらら」以外は苦戦してるようですけれど---「萌え4コマ誌」は、『あずまんが大王』の成功を見て出てきたものだと思うんです」と語られていたのが印象深かったので(「キャラクターがそこにいるというマンガを」『ユリイカ』38巻1号、2006)。

『もえよん』とか、なくなっちゃいましたもんね。

■GARPS

汎用性の高いTRPGのシステム。今手元に無いので(どっかやってしまったらしい)間違ってるところがありそうですが、確かキャラメイクにあたって不利な特徴をつけると、その分スキルとかを獲得するキャパシティが増えるので、もうヘンなキャラがぞろぞろと、というパーティーになってしまう傾向があったような。

実際にプレイしたことないけど『リング☆ドリーム』のシステムは好きでした。

■付和雷堂さんのメイド漫画

コミティアに行っている目的の一つです。先だって本ブログでネタにしてしまったのでそのときにまた。

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確かに略せば「もえたん」ですが(せっかくだから有効活用・4)

本ブログの注釈です。

■もえたん(『萌える英単語 もえたん』(2003)、『moetanII 上・下』(2004)、『もえたん3 魔法少女の帰還』(2006)、いずれも三才ブックス)

今流行りの「萌える~」のはしりですが、ネタとしてもバカバカしくて笑えるので私は好きです。例文の選択のセンスは最初の頃の方が良かったように思いますが(「彼の妹は増える一方だ」「彼の友人は減る一方だ」とか(1巻25頁))・・・結構コアなところを突いたりもするので、今となってはよくわからないネタも多いような(「その党は『愛の共産化』を最終目的に掲げている」とか(2巻上28頁))。

ちなみに「タンガニーカ湖」はアフリカ大地溝帯にある古代湖。「胆大小心録」は上田秋成の随筆。「単側波帯通信」は通信方式の名前。こういうの拾ってると「たほいや」を思い出します(笑

#「萌える担保物権」はホントにありそうでコワい(笑

巷間よく挙げられる「萌える探偵小説」は、例えば米澤穂信さんの『氷菓』(角川文庫、2001)や『春季限定いちごタルト事件』(創元推理文庫、2004)などのようです・・・個人的には『さよなら妖精』(創元推理文庫、2006)の、「哲学的意味がありますか?」のマーヤさんが好きです。

■竹本健治『キララ、探偵す。』(文藝春秋、2007)

新聞広告で「竹本健治」という名前があったので思わず目を留めてしまったのですが、「美少女メイドミステリー」と銘打たれている時点でダメな内容であることは明瞭だったので、当初まったく購入するつもりはありませんでした。

・・・とらのあなに平積みされてるんだもんなあ(笑

■ストラングル・ホールド

佐々木健介(健介オフィス)のフェイバリット・ホールド。基本的には「γ」が使われます(以前ネタにもしました)・・・つーか、αとβどんな形だったか忘れました(笑

■C・C・ベニスン<女王陛下のメイド探偵ジェイン>シリーズ(ハヤカワミステリアスプレス文庫)

今のところ、『バッキンガム宮殿の殺人』(1998)、『サンドリンガム館の死体』(1999)、『ウィンザー城の秘密』(2000)。「女王陛下の」がつくことからもお察しの通り、主役はジェインではなく女王陛下です(笑

・・・作者カナダ人だそうですけど、イギリスのロイヤルファミリーってネタにしやすいんでしょうか。

■ヴァン・ダインの二十則

「ノックスの十戒」と並んで有名な、古典的ミステリのルール一覧。ちなみにその11に「端役の使用人等を犯人にするのは安易な解決策である。その程度の人物が犯す犯罪ならわざわざ本に書くほどの事はない」とあります。

#典拠が手元になかったので、清涼院流水の『ジョーカー』(講談社ノベルス、1997)から再引用しました(笑

■かえんじゅさまのところの同人誌

『Maid in the Country いなか、の、メイド』(A Small Realm、2003:寄稿した文章は「不透明なメイド イギリスの田舎暮らしに寄せて」)。副題が夢野久作のパロディであることにどれくらいの人が気付いたのだろう(笑

ちなみに世界設定が「大英帝国が世界を統一して既に半世紀」となっていて『コードギアス』を彷彿とさせますが、これは竹本泉『さよりなパラレル』(竹書房、1993)1巻の「帝国の盗賊」からのインスパイアと思われます。多分(笑

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2007年3月 2日 (金)

何故に氏のガンダムXの評価は斯様に低いのだろう(せっかくだから有効活用・3)

本ブログの注釈です。

■『かってに改蔵』

その批評精神に満ちた内容と、マンガ表現というものの(さまざまな意味での)境界に自覚的な作風は、ただただ感嘆するしかありません(初期設定とずれていること自体をネタにするってのは、かなり自己言及的な振る舞いに見えます)。

『さよなら絶望先生』も良いマンガですが・・・最近千里ちゃんが羽美っぽくなってきているのですが大丈夫でしょうか(笑

■ドロワーズ/カルソン/パンタロン/ブルーマー/ディバイデッド・スカート

英語と仏語がごちゃごちゃになっていますが、これらは大体同じような形状をしているようです・・・なので、それが実際にどんな役割を担わされていたのか、というのは、結局のところどういう風に意識されて着られていたのか、ということでしか測定できないようにも思います。

おおまかに分類すれば、前二者は視線から隠されるもの、後三者は視線にさらされていてもよいもの、ということになるでしょうか。ブルーマーとディバイデッド・スカートは、共に女性史の観点から語られることが多いようにも思います(ブルーマーについては前にちょっと言及しました)。

ちなみに、<東方>シリーズはドロワーズ率が高いことで有名ですが、作中何点か、ドロワーズではなくブルーマー(かディバイデッド・スカート)と呼ぶべき形状のものが登場します(『東方紅魔郷』のトップ絵の霊夢、『東方妖々夢』のレティ・ホワイトロック)。

■セシル・サンローラン『女性下着の誕生』(エディション・ワコール、1989)

大学生のころは、この手の本を「資料」と称してやたらと購入していました・・・これは確か日吉の古本屋で入手したように記憶していますが、かなりかさばる本なので、本棚に入れておくとけっこう目立ちます(ちなみに隣には同ベクトルの洋書(Karen W. Bressler, Karoline Newman, Gillian Proctor, A Century of Lingerie, revealing the secrets and allure of 20th century lingerie, Chartwell, New Jersey, 1997)が並べてあります(笑))。いや、実際に資料として使ったことは無いですけどね(こういうテーマの絵は苦手なのです)。

・・・『電撃萌王』のバックナンバーを並べておくのとどっちが体裁が悪いか、と言われると微妙な感もします(笑

#引越しの際のごたごたで二冊ほど行方不明になってしまいましたが。

##ああ、こんなところに「魅惑のランジェリーカタログ 二〇〇六・冬」〔註:『電撃萌王』最新号の付録〕が(笑

■スティーヴン・マーカス『もう一つのヴィクトリア時代』(中公文庫、1992)

大学生の頃は、この手の本を(以下略)。

さすがに、転居の際に富士見ロマン文庫はあらかた売り払ってしまいました・・・『閉ざされた部屋』のシリーズくらいは残しておけばよかったかな(笑

■フィリップ・アリエス『<子供>の誕生 アンシャン・レジーム期の子供と家族生活』(みすず書房、2003)

・・・「観鈴」と変換するほどウチの辞書は洗練されていません(笑

先にクリスマスについて言及した際にも少し考えたことなのですが、元々は社会にとって「異者」であった<子供>が社会に組み込まれるのは近代になってからの話で、「子供服」という概念もそこで創出されたことはおそらく間違いのないところでしょう。

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