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2008年2月 3日 (日)

きっと五丈原にも温泉があるに違いない

本ブログの注釈です。だんだん間隔が開いてしまってますが(泣

■一騎当千DD

「DD」は「Dragon Destiny」の略。すみません、実は原作も読んでなければ第一期のアニメも見ていなかったのですが・・・世代的に、三国志というと、ゲームでは光栄の第一作目(諸葛亮に「ほかにすることはないのですか」と諌められるアレ)、小説では吉川英治版、マンガでは横山光輝版がベースになるのですが、昨今の『恋姫無双』とか見てると、いっそ清々しささえ感じますね。

#同時代的には、中原の地味目の知性派キャラが好きだったのですが。伊籍とか。

そういや、発売からかなり時期をずらしてキャラソンを購入したのに、ポスターがついてくるという罠にはまりました(笑

■温泉オチ

竹本泉が『トゥインクルスターのんのんじー』で、毎回お風呂シーンがあるのは「青年誌の文法」って書いてましたが(笑

■東浩紀『コンテンツの思想』(青土社、2007)

どんな機会があったらこんな本を精読するのか、というツッコミはさておくとして(笑)、やや長いですが、関連部分を引用します。

東〔浩紀〕 ・・・新城〔カズマ〕さんはキャラを描くときどこから描きます?

新城 上から順番に描きますね。

東 桜坂〔洋〕さんは?

桜坂 オーソドックスに目から描きますよ。

東 そうですよね、僕もやっぱり目から描くんです(といってキャラ絵を描き出す)。

桜坂 やっぱり、縦長の高橋留美子目を描くんですね(笑)。

東 そりゃまあ、そうですよ(笑)。

新城 でも、ラムちゃんって前髪と角から描きません?

東 それは邪道です(笑)。

新城 目から描くのは、高橋留美子さんを再現するにはいいと思いますけど、アニメ絵を再現するんだったら、まず頭から描いたほうが楽ですよ。

桜坂 それはキャラ絵を顔じゃなくて物体としてとらえてる新城さんがすごいという話ですよ(笑)。

東 高校生でそこに到達するのは難しい。なぜ目鼻から描き出すかというと、表情が描けるからだと思います。目鼻を描いたあと、どこに口を描くかが重要で、逆に言えば、それで高校生だとなんか描いた気になれる。

新城 その瞬間、どういう表情になるかが決定しますよね。

東 それをまず決定しないことには、髪型もなにもない。

新城 それはまさに『テズカ・イズ・デッド』の「キャラ」の方法ですよね(181-183頁)

東 ・・・物語のデータベースは、それこそ構造主義的なものであってパターンです。大塚〔英志〕さんが考えるデータベースはこれです。けれど、それと固有名のデータベースは違っている。たとえば、「桜坂洋と新城カズマは出会った」と書くと、そこから物語が自動的に展開していく、そういうタイプの想像力の織り込まれかたを固有名はもっている。そして、そういう固有名を虚構世界でどうやって作るか、というのがキャラクターを立てるということだと思う。でもこれは鶏卵の問題でもある。普通は物語がキャラクターを立たせるという順番で考えるからです。だから僕は、キャラクターのレイヤーがまずあって、そこに物語のレイヤーを噛ませることによって、作品が作られていくと考えるわけだけど、そのとき一番根底にあるキャラクターのレイヤーがどのように作られるのかは、よくわからない。〔中略〕

東 〔キャラクターのレイヤーは〕演繹的には導き出せなくても、現に存在しているわけです。それがどうやって生成されるのかが問題なんですね。

桜坂 どういう基準で萌え要素をチョイスすればよいか、ということ?

東 そうではなくて、問題は固有名そのものなんです。いちど固有名が確立されてしまえば、あとは萌え要素はけっこう変更できるでしょう。「長門有希」という固有名がひとたび成立しさえすれば、それこそ、もし長門有希が江戸時代に行ったら、とかさまざまな二次創作が書けるわけです。

新城 けれど最初の「長門有希」を手に入れるためにはどうしたらよいか、と。

東 そう!それがわからない。『動物化するポストモダン』では、桜坂さんが言おうとしたように、萌え要素をいかに組み合わせてキャラクターを生み出すかという話になっていたんだけど。(190-191頁)

・・・こういう風にぐるぐる考えてしまう人は創作には向かないんだろうなと、自省の念を強くするところです(笑

■エンゲルス的な意味での商人

周知のようにエンゲルスは、「文明」の基準を「商人」の発生に見ます。

「文明はこれらすべての分業を、とりわけ都市と農村との対立を激化させることによって・・・強化し増進し、それに第三の、文明に特有な、決定的に重要な分業をつけ加える。すなわち文明は、もはや生産には従事しないで、生産物の交換にだけ従事する一つの階級----商人を生みだすのである。・・・ここにはじめて、生産には少しも関与しないのに、全体として生産の指揮権を獲得して、生産者たちを経済的に従属させる一階級が現れる。これは、それぞれ二人の生産者のあいだの不可欠の仲介者となって、その両方を搾取する」(エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』岩波文庫、1965年、219頁)

・・・アニメ化された『狼と香辛料』の原作を今読んでいるところなのですが、どうにもエンゲルスとかウェーバーとかの議論を思い起こしてしまって(教会と都市の関係とかを考えると、今読んでいる2巻のリュビンハイゲンは『都市の類型学』のどこに該当するのか、とか)、素直に楽しめないのです(笑

#いや、ホロは可愛いですよ。高燃費だし(笑

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